地下の古代遺跡で女神像を発見『墓泥棒と失われた女神』本編映像
『幸福なラザロ』のアリーチェ・ロルヴァケル監督最新作『墓泥棒と失われた女神』より本編映像が解禁された。
80年代、イタリア・トスカーナ地方の田舎町を舞台に、墓泥棒の仲間たちと掘り出した埋葬品を売りさばいていた考古学愛好家のアーサー(ジョシュ・オコナー)が、美しい女神像を発見したことで騒動に巻き込まれていく姿を描く。
この度解禁となった本編映像は、ジョシュ・オコナー演じるアーサーとその仲間たちが、地下に眠る古代遺跡を発見するシーン。砂浜を掘り起こすとそこには石の扉。手つかずの密閉された空間のなかでは、何世紀もの時間の経過がなかったかのように壁画は鮮やかさを保っていた。だが重い扉を開け外気が流れ込んだ途端に、その壁画はみるみると色褪せていってしまう。
そうとは知らずに奥へと侵入するアーサーたちは、聖域のようなその場所で、一体の美しい女神像を目の当たりにして息を呑む。お宝を発見して「俺たちへの贈り物だ」「カネになるぞ」と喜ぶ墓泥棒たちのなかで、アーサーは、女神像の顔に忘れられない恋人の面影を見出したかのように恍惚とするのだった…。
侵入者が訪れる前までは生き生きと鮮やかさを保っていた壁画が色褪せていくマジカルな描写は、アリーチェ・ロルヴァケル監督による『フェリーニのローマ』(‘72)へのオマージュ。幾世紀もの歴史と舞台が共存する都市ローマをドキュメンタリーともファンタジーともつかぬフェリーニ独自の表現で映像化した『フェリーニのローマ』のなかでも、地下開発の工事の最中に発見される遺跡のシーンは印象的だ。
実はこのシーンの描写は、ロルヴァケル監督が実際に墓泥棒に取材した際に聞いた話を基にしているのだそう。監督は「彼らはよく“神聖な場所に侵入すると、その場所に酸素も入り込むのでフレスコ画の色が落ちてしまうことがある”と言っていました。その話を聞いてすぐに『フェリーニのローマ』でまるっきりその出来事が描かれるワンシーンを思い出しました。もしかしたらフェリーニには墓泥棒の友人がいたのかもしれませんね」と語っている。
「ローマの地下は掘れば遺跡」と言われるが、トスカーナ州で生まれ育ったロルヴァケル監督も子どもの頃に隠された財宝の発掘や謎めいた冒険の話をよく耳にしていた。遺跡というものが持つ、聖と俗が近接する様に魅了されていたことから、今回の物語を着想したという。
『墓泥棒と失われた女神』は7月19日(金)よりBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。
(シネマカフェ編集部)
■関連作品:
墓泥棒と失われた女神 2024年7月19日よりBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
© 2023 tempesta srl, Ad Vitam Production, Amka Films Productions, Arte France Cinéma
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