『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』10月公開決定
スティーヴン・ダルドリー監督デビュー作『リトル・ダンサー』デジタルリマスター版が10月4日(金)より全国にて公開されることが決定した。
本作は、『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(2011)、『愛を読むひと』(2002)、『めぐりあう時間たち』(2008)など上質なドラマの名手として知られるスティーヴン・ダルドリーの監督デビュー作にして、いまもなお多くの人に愛される不朽の感動作。
2000年9月29日に本国イギリスで公開された本作は、500万ドルという低予算にも関わらず、世界の映画祭で高い評価を受け1億ドル超えの大ヒット、日本でも2001年1月27日から公開されると、ひたむきに夢を追いかける少年ビリーの煌めく姿に多くの観客が胸を熱くした。
そんな本作の魅力は、11才の少年ビリーが偏見にめげず環境に負けず、夢を実現する姿。夢をあきらめない少年ビリーの姿は、23年たっても私たちの胸を震わせることだろう。
監督を務めたスティーヴン・ダルドリーは舞台演出家出身ならではの大胆な演出方法で第1作目にして早くもアカデミー賞監督賞候補に名を連ね、本作から3作続けてアカデミー賞の監督賞・作品賞の候補となる快挙を成し遂げた。