吉高由里子“まひろ”、夫への思い語る…大河「光る君へ」君かたり
大河ドラマ「光る君へ」より、吉高由里子、佐々木蔵之介、吉田羊の“君かたり”が公式サイトにて公開された。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
佐々木は、演じた宣孝の最期について「途中で折れたわけではなく天寿を全うして亡くなったなって」とふり返り、妻のまひろについては「すごく愛していたんだなと思いますね」と語る。
一方、まひろ役の吉高は、「ただの夫としてじゃなくて、なんだろう面倒を見てくれるおじちゃんっていう感覚から、自分が成人していって少女を越えてちょっと大人になってきて、お父さんの話は嫌だけど宣孝とは話せるっていう時代もあったと思いますし、なんかまひろの全部を知っていると思うから、本当に抜け殻みたいになっちゃうんじゃないかなっていうふうな気持ちでしたね」と宣孝を失ったまひろの気持ちを代弁した。
道長の姉で一条天皇の母である藤原詮子役の吉田は「もっと違う人になれたかななんて思うところもありますけど」と話しつつ、「そのときそのときで彼女が大事にしてきたものを失いながら生きてきて、でも最終的に彼女に残されたのが藤原家という家柄で、それを守るという使命感を持って、それをモチベーションに彼女が生きられたとしたら、政治家・藤原詮子としてはいい人生だったのかなと」