『サタンタンゴ』30周年記念上映決定 7時間超えの映画体験
タル・ベーラ監督伝説の傑作『サタンタンゴ』製作30年を迎えたことを記念して、シネマート新宿にて1週間限定上映が決定。新たなビジュアルも公開された。
経済的に行き詰まり、終末的な様相を纏っているハンガリーのある村。降り続く雨と泥に覆われ、村人同士が疑心暗鬼になり、活気のないこの村に死んだはずの男イリミアーシュが帰ってくる。彼の帰還に惑わされる村人たち。イリミアーシュは果たして救世主なのか、それとも――。
2015年に世界的権威のある英文学賞ブッカー国際賞を受賞したクラスナホルカイ・ラースローの同名小説が原作。タンゴのステップに呼応した12章で構成され、前半の6章は複数の視点で一日の出来事が描かれ、後半の6章はイリミアーシュが戻ってきてからを描いている。
『ニーチェの馬』を最後に、56歳で映画監督からの引退を表明したタル・ベーラ監督が、4年の歳月をかけて完成させた本作。ジム・ジャームッシュ、ガス・ヴァン・サントといった映画監督たちに大きな影響を与え、ルーヴル美術館やニューヨーク近代美術館(MOMA)でも上映された7時間18分の大作が、35ミリフィルムにこだわり続けてきたタル・ベーラ監督が初めて許可した4Kデジタル・レストア版で蘇る。
ビジュアルは、横たわる少女と、それを囲み疲れ果てた様子で見下ろす村人たちという、終末感が漂う物語のターニングポイントとなる衝撃のシーンが、スクリーンと同じ横位置にレイアウトされ、悲劇性とともに崇高さをも感じさせる印象深い1枚となった。
さらに、『サタンタンゴ』をより深く知るために、タル・ベーラ監督の4作品『ファミリー・ネスト』、『アウトサイダー』、『ダムネーション/天罰』、『ヴェルクマイスター・ハーモニー』もシネマート新宿にて順次上映する。
『サタンタンゴ』は10月25日(金)よりシネマート新宿にて上映。
『ファミリー・ネスト』『アウトサイダー』『ダムネーション/天罰』『ヴェルクマイスター・ハーモニー』は11月1日(金)よりシネマート新宿にて順次上映。(シネマカフェ編集部)
■関連作品:
ダムネーション/天罰 2022年1月29日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開
ファミリー・ネスト 2022年1月29日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開
アウトサイダー 2022年1月29日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開
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