くらし情報『【インタビュー】黒沢清監督が語る、黒沢流・恐怖演出と映画『Chime』での挑戦』

【インタビュー】黒沢清監督が語る、黒沢流・恐怖演出と映画『Chime』での挑戦

Photo by cinemacafe.net


舞台をパリに移したセルフリメイク『蛇の道』、第81回ヴェネツィア国際映画祭に正式出品された『Cloud クラウド』(9月27日公開)と、2024年は黒沢清監督イヤー。その内の一本であり、メディア配信プラットフォーム・Roadsteadでの独占販売という新たな形態に挑んだのが『Chime』である。

本作は、45分という長さで黒沢が脚本・監督を手掛けたオリジナル作品。料理教室の講師・松岡(吉岡睦雄)の周囲で異変が次々に発生するサイコスリラーであり、黒沢独自の恐怖演出が全編にわたって冴えわたっている。

4月に全世界999個限定のオーナーライセンスを販売し、8月からは劇場上映も行っている本作。『Cloud クラウド』のオフィシャルライターを務めるSYOが、黒沢監督の過去作品も絡めつつ、『Chime』の舞台裏と黒沢流・恐怖演出を聞いた。


【インタビュー】黒沢清監督が語る、黒沢流・恐怖演出と映画『Chime』での挑戦
『Chime』 ©Roadstead
――自分は『Chime』の配信直後に購入し、PCをテレビにつなぐ形式で観賞しました。黒沢監督は制作時、こうしたユーザーの視聴環境について意識はされましたか?

配信という形でのスタートですが大きな映画館で上映されることもないとはいえないので、そのような場合に見劣りしないように、とは意識していました。

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