第37回東京国際映画祭「ウィメンズ・エンパワーメント部門」新設へ 特集監督は『あんのこと』入江悠
今年の第37回東京国際映画祭にて、新しく「ウィメンズ・エンパワーメント」部門を設立。また、Nippon Cinema Now部門では入江悠監督の特集上映を行うことが決定した。
東京国際映画祭ではこれまでメインの「コンペンティション」部門や長編3本目までのアジア新人監督のコンペである「アジアの未来」、日本公開前の国内外の話題作をプレミア上映する「ガラ・セレクション」など主要9部門で構成されてきた。
今年そこに新たに加わることになったのは「ウィメンズ・エンパワーメント」(Women’s Empowerment)部門。同部門は東京都と連携し女性監督の作品、あるいは女性の活躍をテーマとする作品に焦点をあてた部門となる。
中心となるのは女性監督の作品、あるいは女性の活躍をテーマとする世界の新作上映(7本を予定)で、初代駐日マケドニア大使であり、2021年に第34回東京国際映画祭で「Amazon Prime Video テイクワン賞」の審査委員も務めたアンドリヤナ・ツヴェトコビッチがシニア・プログラマーとして現在作品選定を行っている。
シニア・プログラマーアンドリヤナ・ツヴェトコビッチ
このほか、シンポジウムやゲストトーク付き上映も予定。