松重豊「誠に光栄」『劇映画 孤独のグルメ』が第29回釜山国際映画祭出品、韓国配給決定へ
人気グルメドラマを映画化した『劇映画 孤独のグルメ』が、第29回釜山国際映画祭のオープンシネマ部門に正式出品されることが分かった。また、韓国配給も決定した。
原作:久住昌之、作画:谷口ジローによるグルメ漫画を松重豊主演でドラマ化し人気を博した「孤独のグルメ」。テレビドラマ版は2012年から10シーズンにわたって放送され、国内外で人気を博してきた。原作の翻訳版はヨーロッパやブラジル、中国、台湾、韓国で発売され、中国ではウェブドラマ化、台湾では舞台化され、その人気は日本国内だけにとどまらない。
2018年には、ドラマ版Season7の韓国出張編にて五郎は韓国を訪れて、韓国料理を堪能。この回が韓国で放送されるや否や、「孤独のグルメ」の人気に火が付き、同年韓国で最も人気のあった海外ドラマに送られるソウルドラマアワーズの招待作品賞を受賞している。「ひとりごはん」がタブーとされる文化もあった韓国で、五郎のごはんを食べたときの表情やモノローグが大いにウケ、大人気日本ドラマとなった。
そんな韓国・釜山で開催される釜山国際映画祭において【オープンシネマ部門】での出品が決定したことが、韓国で行われた会見にて発表された。