丸山隆平主演『金子差入店』が釜山国際映画祭コンペ部門に出品決定
古川豪監督・脚本の『金子差入店』が第29回釜山国際映画祭のコンペティション部門「NEW CURRENTS(ニューカレンツ)」への出品が決定。場面写真も解禁された。
本作は、刑務所や拘置所への差入れを代行する「差入屋」を営む家族の絆を描く感動のヒューマンサスペンス。丸山隆平が8年ぶりの主演を務め、真木よう子、三浦綺羅、寺尾聰らが共演する。
本作は、構想から完成まで11年の歳月をかけた古川豪監督長編初監督作。映画祭への切符をつかんだ古川監督は「長編作品を世に送り出すことが初ですので色々と不安だらけでしたが、ある一定数評価されたからこその結果だと思えば、喜びもひとしおです」とコメントを寄せた。
また主演の丸山は「言葉や習慣の違う国で、どんな風に受け止められるのか、とても楽しみにしています。国境を越えて、一人でも多くの方々に、この作品が届くことを願っています」と語った。
釜山国際映画祭は、世界中から300本ほどの作品が出品されるアジアを代表する最大規模の映画祭。「NEW CURRENTS」部門はメインコンペティション部門の一つで、アジア新鋭監督の初長編監督作または第二長編監督作が対象となる。