第37回東京国際映画祭、白石和彌監督『十一人の賊軍』がオープニング作品に決定
第37回東京国際映画祭のオープニング作品とクロージング作品が決定した。
オープニング作品は『十一人の賊軍』。本作は、笠原和夫の幻のプロットを基に白石和彌が監督し映画化。すでに北米やドイツ語圏でも配給が決まっている。主演は山田孝之と仲野太賀。白石監督は「映画祭のスクリーンで最初の目撃者になってください」とコメントを寄せた。
『マルチェロ・ミオ』©Les Films Pelleas
クロージング作品は『マルチェロ・ミオ』(監督:クリストフ・オノレ)。今年のカンヌ国際映画祭コンペ部門に選出されたフレンチコメディで、キアラ・マストロヤンニが実の父マルチェロ・マストロヤンニのようになってしまうという設定だ。同じく実の母であるカトリーヌ・ドヌーヴと共演したことでも話題となった。市山尚三プログラミング・ディレクターは「マルチェロ・マストロヤンニ生誕100年の今年の映画祭を締めくくるに相応しい作品」とコメントしている。
白石和彌監督コメント
東京国際映画祭のオープニングでの上映とのこと、とても興奮しています。『十一人の賊軍』にとって最高のスタートを飾ることが出来ました。ありがとうございます。