ゼノモーフの「ディテールがとにかくすごかった」『エイリアン:ロムルス』キャストが語る撮影舞台裏
とても巨大で、かつ没入出来るものになっていました」とコメント。お気に入りのセットについては、「特にコックピットのセットは信じられないほど良かったです。ジンバル(電動式スタビライザー)の上に作られて、離陸時乱気流の衝撃を実際に体感できるようになっていました」と語っている。
また、「(今回のセットのおかげで)私たちは自分の目の前に起こっていることに反応すれば良いだけでした。時系列順に撮影出来たこともあり、演技する上でとても助かりました」と、“エイリアン”から逃げ惑う若者のリアルな姿を体現するに最適の現場だったとふり返る。
レインの弟・アンディ役のデヴィッド・ジョンソンは、セットだけでなく、精巧に作られた“エイリアン”がもたらした恩恵についても言及。「(本作の撮影現場では)たくさんのチャレンジがありましたが、僕たちはテニスボールのようなものを相手に演技をすることはありませんでした。今そこにないものをそこにあると想像しながらやるのは、俳優としてはかなり難しいものです。
僕らの想像力にかかってしまう。でもフェデは、僕たちにそういったことはさせませんでした」とコメント。
「その世界にあるべきもの必ずあったので、私たちはただそこに身を置いて、芝居をすることができました。