「虎に翼」伊藤沙莉「寅子でいられて、本当に幸せでした」最終週前にコメント
放送中の連続テレビ小説「虎に翼」が来週最終回を迎えるにあたり、主演の伊藤沙莉が“寅子”を演じてきたことへの思いや、最終週に向けたメッセージを語った。
本作は、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、1人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。主人公の寅子を伊藤が演じ、困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描いている。
――いよいよ最終週を迎えます。これまで、寅子を演じていかがでしたか?
伊藤演じるにあたっても、セリフに書かれている以外の部分で「この人、本心ではどう思っていたんだろう?」と考える時間がとても多かったですね。そうしてぐるぐると考えを巡らせるところは、私自身と似ているところでもありました。
寅子は少しずつ成長しながら、大きな失敗をたくさんしてきた人。私自身もこのドラマを通して、一人の人間として成長させていただきました。寅子でいられて、本当に幸せでしたね。
――先日、撮影はクランクアップしました。いまのお気持ちをお聞かせください。
伊藤とっても濃い時間でした。このチームで作品を作ることができてよかったと改めて思いますし、撮影していたころに戻りたいです(笑)。