池松壮亮「最後まで迷いながら」『ぼくのお日さま』サンセバスチャン国際映画祭全回満席に
「第72回サンセバスチャン国際映画祭」ザバルテギ・タバカレラ部門で招待された『ぼくのお日さま』監督の奥山大史と池松壮亮が現地入りし、9月21日(現地時間)に上映された。
現在スペイン北東部の都市サンセバスチャンで開催中の同映画祭。本作の上映はタバカレラセンターで行われ、満席の会場に、『僕はイエス様が嫌い』以来、実に6年ぶりの同映画祭参加となる奥山監督、フィギュアスケートを練習する少女のコーチ荒川役の池松が、上映前の挨拶と上映後のQ&Aに登壇。

奥山監督と池松が登場すると、割れんばかりの大きな拍手が沸き起こり、奥山監督は「サンセバスチャン映画祭は僕にとって、とても大切な場所です。初監督作『僕はイエス様が嫌い』をニューディレクターズ部門で上映して頂き、そこから大きく人生が変わりました。この映画が撮れたのも、サンセバスチャン映画祭のおかげです。大切に作った映画と共に、こうして戻って来れたこと、心の底から嬉しく思います」と挨拶。池松も「ずっと来たかったサンセバスチャン映画祭に来ることができたことをとても嬉しく思います。そして今日こうしてこの場でみなさまに、ご覧頂けることを光栄に思います。