くらし情報『池松壮亮「最後まで迷いながら」『ぼくのお日さま』サンセバスチャン国際映画祭全回満席に』

池松壮亮「最後まで迷いながら」『ぼくのお日さま』サンセバスチャン国際映画祭全回満席に

温かくて余韻の深い映画になっています。楽しんでください。グラシアス」とスペイン語を交えた。

池松壮亮「最後まで迷いながら」『ぼくのお日さま』サンセバスチャン国際映画祭全回満席に

上映中は、登場人物たちの繊細な心の動きや美しい情景に引き込まれ、その真剣な眼差しからは一瞬たりともシーンを逃すまいという思いが伝わった。物語がクライマックスに進むにつれ、場内には緊張感が漂う一方、確かな感動が観客の心に深く染み渡っていくのが感じられた。

その後のQ&Aでは、多くの質問が飛び交い、「この映画に出てくる日本の景色は、自分が知っている日本の景色ではなくて驚いた。景色はどのように選びましたか?選ぶ際に海外の観客を意識することはありますか?」という質問には、「もし京都の花見小路や東京のスクランブル交差点などを日本の景色として認識されていたら、確かに真新しくみえる日本の景色なのかもしれません。ただ、海外の方々にまだ馴染みの無い日本の景色を撮ろう、といった作為はありませんでした」と監督が話し、「スケートが滑れる凍結湖を探すと北海道にいきつき、そこから物語の世界観に合う景色を北海道各地から見つけ出し、転々と撮影をしていくことで、一つの架空の街を浮かび上がらせることを目指しました。
結果としてそれが新鮮に見えたならとても嬉しいです」

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