ビョン・ウソクが日本ファンミで来日!「ソンジェ」までの大ブレイクをふり返る
「ソンジェ背負って走れ」はU-NEXTにて独占配信中。
初の世子役「花が咲けば、月を想い」(2021)
2019年には、朝鮮時代の結婚コンサルタント“媒婆(メパ)”を描いた「コッパダン~恋する仲人~」に出演。豊富な知識を持ち、芸事に長けた情報屋ト・ジュンを演じた。
ト・ジュンはその麗しさと多才さでどんな情報をも聞き出すが、実は心に傷を秘めているという役どころだった。
その後、KBS演技大賞新人演技賞を受賞することになるのが、自身初の世子(王の後継者)を演じたユ・スンホ&イ・ヘリ主演の青春ロマンス時代劇「花が咲けば、月を想い」だ。
禁酒令が布かれた架空の朝鮮時代、借金返済のために密造酒を売るロソ(イ・ヘリ)と生真面目な監察官ヨン(ユ・スンホ)、そして息苦しい宮廷生活を忘れるため酒を求める世子イ・ピョ(ビョン・ウソク)、ピョに惹かれる名家の娘エシム(カン・ミナ)の4人の恋愛模様と、禁酒令の裏にある陰謀が描かれていく。
宮廷で葛藤を抱えて過ごすピョにとって、酒は嫌なことをすべて忘れさせてくれる薬であり、唯一の癒し。「酒でしか癒やせぬ渇き」を知る者同士、ロソに惹かれるのは必然だったといえる。