【ネタバレあり】「アガサ・オール・アロング」3話、“魔女の道”の試練が想像以上にキツすぎる
「デスパレートな妻たち」ぽい?と思ったが、英語の台詞に出てきた海外ドラマのタイトルは「Huge Tiny Lies」。おそらくリース・ウィザースプーンとニコール・キッドマン主演&製作総指揮の「ビッグ・リトル・ライズ」のパロディだ。
なんとその家のワインには毒が仕込まれていて、飲んでしまった魔女たちは次々に顔が腫れ上がり、それぞれが過去のトラウマの幻覚を見ることになる。
最初はズルをしてワインを飲なかったアガサだが、結局彼女も飲むことに。憎まれ口を叩きながら、記憶をたよりに解毒薬を作る“ジェン”ジェニファーを急かすなか、そのうちアガサも幻覚に襲われる。
ジェンがティーンに話していた、禁断の書ダークホールドと引き換えに息子を手放したという噂は本当だったらしく、赤ん坊の泣き声の幻聴を聞いたアガサは、ゆりかごの中にダークホールドを目にする…。
でも、あまりにもリアルな幻覚に負けてなんかはいられない。どんなに抑圧されようとも「あなたのその知識までは奪えない」と、柄にもなく(?)ジェンを励ますアガサにはキュンとしてしまった。
「ビッグ・リトル・ライズ」がそうであったように、今作は過去のトラウマを克服して前を向きたいと願うワケありの魔女たちが、それぞれの違いと能力を認めて連帯していく物語でもあるのかもしれない。