くらし情報『BFI&シャネル フィルムメーカー賞発表 審査員のティルダ・スウィントンが賞金授与』

BFI&シャネル フィルムメーカー賞発表 審査員のティルダ・スウィントンが賞金授与

Photo by cinemacafe.net


BFI(英国映画協会)が開催した資金調達のガラ「LUMINOUS」で、第3回BFI&CHANELフィルムメーカー賞が発表された。同賞は英国の新進監督に贈られる賞。今回はルナ・カームーン、ピニー・グリルス、ナカッシュ・カリッドが選ばれ、審査員の一人を務めたティルダ・スウィントンよりそれぞれ2万ポンド(約390万円)の賞金が贈られた。

3人の監督は、下記の作品を評価され受賞した。

ルナ・カームーン監督作『Hoard』
主人公は、ため込み症の母を持つティーンエイジャーのマリア。現在(舞台は90年代)彼女は里親の家に住んでいるが、そこで出会ったマイケルに触発されたことで幼少期の記憶をたどり、抑圧されていた情熱を取り戻していくという物語。マイケル役を「ストレンジャー・シングス」のジョセフ・クインが演じている。



ピニー・グリルス監督作『Grand Theft Hamlet』
2021年の新型コロナウイルス感染症のパンデミックに伴うロックダウン中に、2人の舞台俳優がオンラインゲーム「グランド・セフト・オート」の中でシェイクスピアの「ハムレット」を再現する様子を収めたドキュメンタリー。


ナカッシュ・カリッド監督作『In Camera』
悪夢のようなオーディションを繰り返し受けている俳優エイデンの物語。不合格の通知を受け続けたエイダンは、ついに自身に新たな役割を探すことを決意する。

(賀来比呂美)

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