【ネタバレあり】「アガサ・オール・アロング」6話 魔女の道の旅は小休止、もう1つの物語に懐かしいゲストも
「アガサ・オール・アロング」1話
思えば「ワンダヴィジョン」にも別の視点から物語を描き直したり、過去の出来事に立ち返ったりするエピソードがあった。
第4話「番組を中断します」では、“シットコム”はワンダがウエストビューの住民たちを登場人物に現実を作り変えていたものであることが判明し、第8話「前回までは」では、アガサ・ハークネス(キャスリン・ハーン)の魔女裁判や、ワンダがアベンジャーズと出会う以前の過去とシットコムを愛した哀しい理由も明かされた。
本作のビリーといえば、元の身体はイーストビューに住むユダヤ系の少年ウィリアム・カプランだった。コミックで“ウィッカン”というヒーローになるキャラクターである。混乱の中で事故死したウィリアムの肉体に、ビリーの意識というのか魂が憑依して、転生したようだ。
また、ビリーにシジルをかけたのは、“道”で「誰かがシジルをかけてる」と言った張本人、占いの魔女リリア(パティ・ルポーン)だったことが分かる。何かよからぬ未来を覗き見たらしい。
彼女の占いテントを、「決してひとりでは見ないでください」のキャッチコピーが付けられた『サスぺリア』で知られる「(初期の)