【ネタバレあり】「アガサ・オール・アロング」6話 魔女の道の旅は小休止、もう1つの物語に懐かしいゲストも
のような雰囲気も盛り込みつつ視聴者を引き込む、「ウェンズデー」などのガンディア・モンテーロ監督ら製作陣の手腕には翻弄されっぱなし。
ビリーを演じるジョー・ロックは、ウィリアムと、両親の前でウィリアムになりきるビリー、アガサの前での純朴な“少年”、正体を見せたビリーを繊細に演じ分け、今回はほぼ独壇場。アガサ役キャスリン・ハーンの豹変演技は相変わらず見事だ。
さて、開き直ったアガサとビリーによる魔女の道の冒険は、あと3話でどこへ向かうのか。
アガサに言わせれば、生き延びるためにカラの器(体)に飛び込んだビリーは、掟破りであろうとも「特別」であり「立派な魔法使い」。
そう言われてビリーのプライドが微かにくすぐられた様子も見てとれ、アガサがメンターのようになっている!?いや、そもそも“使い魔”はどっちだ!?
“緑の魔女”リオ(オーブリー・プラザ)が終始不在なのも、いい予感はしない。
「アガサ・オール・アロング」は毎週木曜日ディズニープラスにて独占配信中。
(上原礼子)
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