【ネタバレあり】「アガサ・オール・アロング」7話、“西の魔女”や“マレフィセント”姿で次の試練へ…ある魔女が死と手をつなぐ
ドロシーに家に帰る方法を伝えたグリンダと同様、皆を試練から救う役割を担った。
アガサ役キャスリン・ハーンもパティ・ルポーンを称えている
タロットは誰かさんのように適当にはできないものである。引くべきカードを選ぶ直感力、それを解釈し意味を読み取る力が求められる。リリアは恐れずに、何が起きているかをちゃんと見つめ、考察した。彼女の知恵が存分に発揮された。
“魔女の道”では、はぐれ者でいたほうがよっぽどましという考えだったリリアがチームワークを育み、「私たちは魔法で結ばれた姉妹」と1つのコミュニティとなり、1人1人の声をハーモニーにして「バラッド」を歌った。
このシスターフッドに満ち足りたものを感じながら、自己肯定を受け入れながら時間の旅を繰り返してきたリリアは安らかに死と手をつなぐ。「魔女でいられてよかった」。
そう言い残して試練の扉を閉めたリリアに、思わず涙した。
マーベルドラマであることを忘れてしまうほど大好きになった魔女団たちが、試練で命を落としていく。アガサ、そしてビリーは道を生き延びられるのか。道の果てには何が、いや、誰が待っているのか。
今回の第7話で明らかになった死神のリオ(オーブリー・プラザ)