2010年11月15日 10:45
アカデミー賞名誉賞授賞式で、巨匠ゴダール、94歳の名優イーライ・ウォラックら受賞
(Photo:cinemacafe.net)
11月13日、アメリカ映画芸術科学アカデミー主催の第2回ガヴァナーズ・アワードがハリウッド&ハイランド・ボールルームで開催され、アカデミー賞名誉賞が俳優のイーライ・ウォラック、映画史家のケヴィン・ブラウンロウ、そしてフランスの映画監督、ジャン=リュック・ゴダールに贈られた。
ハリウッド嫌いで知られるゴダールは先月下旬に正式発表された通り、授賞式を欠席したが、受賞者紹介にあたった映画監督のフィル・ロビンソンは「ゴダールさん、映画監督として扇動家として、ハリウッドやオスカーについて、あなたはここに集まったほぼ全員の気分を害するような発言をしました。でも、実はここにいる誰もが一度はそんな発言をしているし、これは人道賞じゃないのですから。現代の映画はあなたの影響なしに存在し得ません。ありがとう、ゴダールさん」と発言。ヴァンサン・カッセルも「彼の影響の大きさは計り知れません」と付け加えた。
『ウォール・ストリート』にも出演している、94歳にして現役のイーライ・ウォラックはクリント・イーストウッドから「『ベビイドール』と『荒馬と女』のキャストで存命中なのはイーライだけ。