映画館づくりに携わるアキ・カウリスマキ監督捉える『キノ・ライカ 小さな町の映画館』予告編
アキ・カウリスマキが手掛けた映画館「キノ・ライカ」をめぐるドキュメンタリー『キノ・ライカ 小さな町の映画館』より日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁された。
フィンランドの小さな町カルッキラに誕生した映画館「キノ・ライカ」を中心に、映画監督アキ・カウリスマキと仲間たちがどのように映画館を作り上げたかを描く本作。
監督は、クロアチア出身のアーティスト、ヴェリコ・ヴィダク務め、妻と生後8か月の娘を連れて、カルッキラに1年間滞在し、“キノ・ライカ”の開館までの作業を手伝いながら、映画館の誕生にわき立つ人びとの声を拾いあげた。
解禁された予告編では、黙々と作業を進めるアキ・カウリスマキの姿が収められているほか、盟友ジム・ジャームッシュ監督やアキ・カウリスマキにゆかりのある様々な人物たちも登場。長く暮らすカルッキラの町に「何かをお返ししたい」と語るアキ・カウリスマキの言葉も印象的だ。
併せて公開された日本版ポスタービジュアルでは、“キノ・ライカ”の外観や映画館のロゴ、そして、映画館づくりに携わるアキ・カウリスマキ監督が脚立に乗ったり、資材を運ぶ姿が切り取られている。デザインは、『過去のない男』以来、カウリスマキ作品を担当している大島依提亜が手掛けた。