「あまりにも美しい」とファンに好評 ルカ・グァダニーノ監督作『Queer』初予告編公開
9月3日にヴェネチア国際映画祭でワールドプレミアを迎え、9分間のスタンディングオベーションを受けた『Queer(原題)』の初予告編が、A24より公開された。
原作はウィリアム・S・バロウズの同名小説で、舞台は1940年代のメキシコシティ。同性愛者で薬物依存症のアメリカ人駐在員リーをダニエル・クレイグが演じ、リーが溺れていく若い退役軍人のユージーンをドリュー・スターキー(「アウターバンクス」)が演じている。監督は『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ。
予告編では、リーがユージーンにどんどん夢中になっていく様子と、最初はリーの誘いに無関心だったユージーンがリーと深い関係になっていく様子が描かれている。リーがユージーンを「きみと、言葉に頼らず会話したい」と口説いて一夜をともにするシーンは、ファンに「あまりにも美しい」と好評だ。
BGMには、シネイド・オコナーのカバーによる「ニルヴァーナ」の「オール・アポロジーズ」が使われており、映像とマッチ。そのセンスに感嘆する声も寄せられている。
予告編だけでも高い評価を受けている本作だが、すでに本編を観たファンの中には、「この予告編だけではこの映画の良さが始まってすらいない。