【ネタバレあり】「アガサ・オール・アロング」最終2話 アガサ&ビリーのバディよ、永遠に
マーベルドラマシリーズの最新作で、「ワンダヴィジョン」に初登場した悪名高き魔女アガサ・ハークネスを主人公にした「アガサ・オール・アロング」。10月31日のハロウィーンに第8話「続け友よ栄光の地へと」&最終第9話「乙女母老婆」が一挙配信され、アガサ、そしてビリー・マキシモフの物語は一旦幕を閉じた。
SNSにもすでに多くの声が上がっているように、何だかんだ言っても、このアガサとビリーのクィアな2人はMCUの中では異質かもしれなくても、愛すべきバディとして今後も語り継がれていくことになるはずだ。
これまでマーベルの配信ドラマシリーズといえば、後半になるとやや駆け足気味になり、終盤に諸々を詰め込んでしまう傾向があった。
「アガサ・オール・アロング」では第8話で、“魔女の道”はまさかのアガサ(キャスリーン・ハーン)死す、という思いがけない展開で終わりを迎え、最終話では1750年代に遡り、そもそも“魔女の道”とは何だったのか、アガサの息子ニコラス・スクラッチの短い人生と“魔女の道のバラッド”についてもじっくりと時間をとって描かれた。
前回で試練の扉を自ら閉じたリリアの死に打ちひしがれるビリー(ジョー・ロック)