【ネタバレあり】「アガサ・オール・アロング」最終2話 アガサ&ビリーのバディよ、永遠に
とジェン(サシーア・ザメイタ)、そして死<デス>であるリオ(オーブリー・プラザ)にビリーを引き渡す密約を交わしたアガサと、残った魔女団は3人。
予告編にも登場した近未来の収容所のような地下室をそれぞれ脱出し、最後の試練を終えたアガサにリオが死を与えようとするが、そこへ現れたのが赤いフードの付いたケープ姿で、すっかり“ヒーローらしくなった”ビリーだ。
アガサに自らのパワーを分け与えたビリーを死に受け渡す代わりに、アガサは死にキスをした。まさかアガサがそんな自己犠牲の選択をするなんて…。ビリーに息子ニコラスの面影を重ねていたのは嘘ではなかったわけだ。
そもそも、“魔女の道”なんて、初めからずっと(オール・アロング)実在などしていなかった。すべて、アガサに憧れを抱いたビリーが母ワンダと同じ現実改変能力を使って創り出したものだった。第2話のラストで“魔女の道”が本当に現れたとき、誰より驚愕していたのがアガサ自身だったのも頷ける。
第2話より
“魔女の道のバラッド”も、魔女たちの力を奪いながら移動を続ける母との旅の道中で幼いニッキー(ニコラス)が口ずさんでいた童歌に、母子で少しずつ肉づけして出来上がっていったものだった。