「これこそがトムと私が求めていたもの」『ヴェノム:ザ・ラストダンス』監督がトム・ハーディとの共同脚本をふり返る
シリーズ最終章『ヴェノム:ザ・ラストダンス』で監督を務めたのは、これまでシリーズの脚本を手掛けてきたケリー・マーセル監督。トム・ハーディとともに“美しいエンディング”を実現させた制作過程について語っている。
「ヴェノム」は、エディ・ブロックに寄生した地球外生命体シンビオートが生み出すダークヒーローで、マーベルコミックの中でも特に人気の高いキャラクター。シリーズ最終章となる本作は全米初登場No.1を記録、日本でも大きな注目を集めている。
エディ役のトム・ハーディと1週間ロンドンのホテルに缶詰めになり、共同作業で脚本を練り上げたと語るケリー・マーセル監督は、本作でエディとヴェノムが迎えるクライマックスを“美しいエンディング”と表現し、「これこそがトムと私が求めていたもの」と断言。
脚本としてシリーズ1作目から最終章までストーリーの全体を見渡し、作品の世界観を保ってきたケリー・マーセル監督と、エディを演じ続けたトム・ハーディだからこそ可能になった、“<俺たち>の物語”に大きな自信をのぞかせた。
ヴェノムとの出会いを「私とトム(・ハーディ)にとって、この8年で最高の出来事」とふり返るケリー・マーセル監督は、「(当時)