横浜流星「自分の中で集大成」藤井道人監督と4年越しの企画『正体』への思い語る
森本慎太郎
吉岡は「生身」と挙げ、「アクションシーンが今回たくさん出てくるんですが、ほぼ全部横浜さんがご自身でされていて。防御していないというか、危険を顧みずすべてを映画に捧げるというのをすごく感じました。さらに心もむき出しな状態で演じているのが印象的でした」と横浜の本気度が伺えるエピソードを披露。
吉岡里帆
そして山田杏奈が「仕事人」、山田孝之が「水」、藤井監督が「武士」とそれぞれ横浜の正体を挙げる中、横浜本人はなんと正体は「なし」とキッパリ。
「みなさんが自分の正体を言ってくださるのはありがたいのですが、自分からみなさんに伝えるのはあまり…。役者はミステリアスでいるのがいいなと思うし、人柄をすごく知られて作品に影響するのも嫌だし、とにかく自分はナシ!」と答えると、旧知の藤井監督が「もうちょっと何か言わなきゃだよ!」とツッコミつつ、「でも、そういうところが流星のいいところ」と真摯で実直な横浜の人柄を称えた。
◆横浜「我々の覚悟や想いが込められているのでぜひ受け取って」観客へのメッセージ
最後に、藤井監督から「みなさんに感謝の気持ちを伝えられて光栄です。明日からの、そして公開してからのみなさんの養分になれるように作りました。