GAKU-MC、『ぼくとパパ、約束の週末』の父親に共感「特別な体験」明かす
ドイツ映画『ぼくとパパ、約束の週末』の一般試写会と上映後トークが11月5日に行われ、音楽とともにサッカーにも情熱を注ぐミュージシャンのGAKU-MCと精神科医の山登敬之氏が登壇。上映後に映画について語り合った。
映画上映後、ステージに登壇したGAKU-MCは「とても楽しく拝見させていただきました」と笑顔。自閉症の息子の推しサッカーチーム選びに付き添うために、毎週末、サッカースタジアムに通うことになったパパの姿に、「主人公のお父さんが抱え持つ悩みに共感しました」と言う。
「お金を稼がないといけないですし、奥さんのフラストレーションも解きほぐさないといけない。子どもの前では立派な父でなくてはいけない、といったことで。日本とドイツでは距離があるかもしれないですけど、似たような気持ちになったことがたくさんありました」と語るなど、娘2人息子1人の3人の子の父親として共感するところも多かったという。
一方の山登医師は「これまで自閉症の人や家族を主人公にした映画というのは今までも何本かあって。有名なところでいうと(ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ共演の1988年の映画)『レインマン』などがありましたが、子役が自閉症当事者を演じているのははじめて見ました」