2010年11月20日 16:50
クドカン 『ゲゲゲ』の言葉に「あ、僕じゃない方だ!」
(Photo:cinemacafe.net)
映画『ゲゲゲの女房』の初日舞台挨拶が11月20日(土)、東京・新宿の新宿武蔵野館で行われ、W主演の吹石一恵、宮藤官九郎、鈴木卓爾監督が出席した。
漫画家、水木しげるの妻・布枝さんが綴った自伝エッセイを基に、水木夫妻(宮藤さん、吹石さん)の馴れ初めから貧しい時代を生きていく姿を描く物語で、NHKの朝の連続テレビ小説に続く映像化。
客席から「ふっきー!」の声を浴び、吹石さんは「出産というより、自分の子供が成人するような気持ち」と照れ笑いし、「いままで出演させていただいた中で、一番プロモーションをがんばった映画。100件以上取材を受けました。それだけ注目されていて、またメールをいただいたりするので、みなさん楽しみにしていてくれているんだろうなと思いました」と手応え。“ゲゲゲ”ブームの中で初日を迎えたことに「TVとかから『ゲゲゲ…』って聞こえてくると、ピッと反応しちゃいますね」と笑った。
宮藤さんは「僕はプロモーションがんばっていないので、『ゲゲゲ…』って聞こえてきても、ああ、僕じゃない方だって思っていました」と持ち前の飄々とした調子。「台本を読んでいても、(水木さんが)