ショートドラマ「ワンチーム、ワンホーム」公開 出演キャストのインタビューも到着
みんなでご自宅の方にお邪魔させていただいて、たくさんお話しして、帰る時にポチ袋を、有名なエピソードじゃないですか、武さんって。本当に武さんそれするんだって思って。あれは俳優仲間の間では、それを使わずに飾っておくという。そのポチ袋がもう4つぐらいになったかな。趣味で、役者仲間(浅野忠信、大森南朋ら)とACTOR'S NIGHTというライブイベントをやってるんですよ。(北野武監督作品の)『首』という映画に浅野くんや大森くんも出てたんで対バンを組んでイベントを青山の小さなバーでやったんですけど、そこに武さん見に来てくださったんですよ。本当に最初から最後まで見てくださって、びっくりしました。
――ドラマのテーマでもある「仕事はもっと楽しめる」にちなんでシゴトを楽しむための秘訣を教えてください。
獅童:歌舞伎って自分が主役のものでも何でも代々いろんな方が大切に演じてきたお役をいただいて、自分もやるわけですよね。だから比べられる対象になりやすいわけですよ。昔の人はああいうふうにやってなかったよね、とすぐ言われる世界じゃないですか。正直言って、楽しもうという心はあっても、なかなか歌舞伎っていうのは楽しいんだけど苦しくもある世界だったんですね。