佐藤健と“体内”で対決したFukase、最強の敵を熱演「ただの悪人ではない」
シリーズ累計発行部数1000万部を超える同名漫画シリーズを実写映画化した『はたらく細胞』の完成披露試写会が12月4日(水)、都内の劇場で行われ、ダブル主演の永野芽郁と佐藤健をはじめ、豪華な共演陣が顔を揃えた。
本作で白血球U-1146(好中球)を演じた佐藤は、「真っ白い役だったんですよ」と苦笑い。「もちろんヘアメイクさんにやってもらうんですけど、ちょうど花粉症の時期で。僕が鼻をかむたびに、白がハゲるんですよ。まあ、いいかなって開き直ることも」と苦労をふり返った。
そんな佐藤と“体内”で対決するのが、細胞たちの最強の敵を演じたFukase。俳優デビューを飾った『キャラクター』でも強烈な印象を残すFukaseは、「なんでか、悪役しかオファーが来ない」と嘆き節を披露し、「でも今回は、ただの悪人というわけじゃない。そこがうまく表現できていれば」と役の奥深さを語った。
また、新米赤血球を演じる板垣李光人は「この細胞たちが、自分の中にいるんだなと思うと、自分の体のことがすごく愛おしくなって。僕はこの映画を観て、初めて人間ドッグに行きました」と告白。阿部サダヲは、細胞たちの職場である“人間”を演じており「本当のことを言うと、今日初めて(佐藤)