オリヴィア・ワイルド インタビュー キュートな笑顔とクールな内面にドキっ!
彼自身、同性愛者ということで迫害され、収監までさせられてすごく過酷な運命を生きるんですが、それでも自分自身の生き方を貫いた。そういうところにもすごく影響を受けたわ」。
100年以上前の時代を生きた文豪の名前を取った女優が、近未来を舞台にした作品に出演しているというのも面白いが…。それはさておき、この映画は彼女にとって、これまで参加した作品の中で最も大きな規模の作品となる。「The OC」、「Dr.HOUSE」やほかの映画作品で着実にキャリアを踏んできたが、今回、さらに大きなステップアップとなった。自身でも大きな変化や成長を感じる部分もあるのでは?
「そうね、これだけの大役をもらえたということは嬉しくもあり、また責任も感じるものよ。参加していく中で作品に対して“所有権”のようなものを感じるところもあるわね(笑)。その中で、与えられた役柄、演技に集中する、というところにとどまらず、キャラクターを脚本家や監督と一緒に作り上げていく、という感覚はすごく強かったわね。
実際、このクオラという役がどのように発展していくか、自分の意見を取り上げてもらったところもあるの。そういった経験は初めてだったけど、この映画の現場に参加したおかげで、これ以降の新たな作品でも、同じようなアプローチで臨めているというのは感じるわ。