オリヴィア・ワイルド インタビュー キュートな笑顔とクールな内面にドキっ!
というのはどんな気分なんだろうか?
「ウィッグを着けて、メイクを決めてあのスーツを着ると、その瞬間、違う惑星に来たような気分になれるの(笑)。本当に自分という存在から離れて役の人物になりきっているような感覚なのよ。そういう意味で悪くなかったわね(笑)。装着した瞬間からクオラになって、あとは自分の全想像力を駆使して未来の世界を生きたわ」。
自分という存在を離れて、と言うが、そもそものオリヴィア自身はどんな人間?見た目のキュートさとは裏腹に、話している姿は26歳という年齢以上の落ち着きを感じさせるが…。
「ちょうど、ジャスティン・ティンバーレイクと共演している新しい作品の撮影で、同じようなことを言われたわ。というか、その作品で私はジャスティンの“母親”という設定なの(笑)。彼と同世代の私が60歳という設定なんだけど…。
そのとき『きみは、古くて落ち着いた魂を宿しているから、(役を)こなすことができるはず』って褒め言葉として言われたのよ(笑)。まあ賛辞として私も光栄なことと受け止めてるんだけど。実際、私自身そうした落ち着きを持った人間に惹かれるというのはあるわね。ただ、一方でクオラ的な要素やすごく明るくて前向きな一面も持ってると思うわ。