『エミリア・ペレス』運命を変える再会の瞬間ほか、女性たちの場面写真12点解禁

ゾーイ・サルダナは「ゴールデングローブ賞が私たちの映画を称え、『エミリア・ペレス』の女性たちに敬意を表してくれたことに、心から感謝します」とコメントし、主演のカルラ・ソフィア・ガスコンに「あなた以外にエミリア・ペレスを演じられる人はいません。誰も。あなたは唯一無二です」と感無量の面持ちでスピーチ。

そのカルラ・ソフィア・ガスコンは作品賞受賞を受け、「光は常に闇に勝つ。私たちを牢屋に入れたり、殴ったりすることはできても、私たちの魂や抵抗する気持ち、アイデンティティを奪うことは決してできない。私は皆さんに、声を上げて、そして言って欲しいのです。『私は勝った』と。私は私であり、あなた方が望む私ではない」と万感の想いを語って話題となった。

また、北米の放送映画批評家協会が選ぶクリティクス・チョイス・アワードでは、作品賞、監督賞、主演女優賞など主要部門を含む10の部門でノミネート、そしてアカデミー賞では国際長編映画賞など5部門でショートリスト入りしたことが発表されている。

現地時間1月19日には主要部門を含むアカデミー賞ノミネート作品が発表、3月2日には授賞式が行われる。今年の映画界を大いに盛り上げる本作の行方と、カルラ・ソフィア・ガスコンがトランスジェンダー女性としてアカデミー賞史上初の女優賞受賞となるか、大きな期待が寄せられている。