デヴィッド・リンチ監督が死去、78歳 ナオミ・ワッツ、カイル・マクラクランらがお悔やみ
「ツイン・ピークス」などで知られる鬼才デヴィッド・リンチ監督が亡くなったことが分かった。享年78。家族がSNSで公表した。
1946年に誕生したデヴィッド・リンチ監督は、1967年に初めて短編映画を制作。長編映画監督デビューは1976年の『イレイザーヘッド』だった。
その後、『エレファント・マン』で脚色賞と監督賞、『ブルーベルベット』『マルホランド・ドライブ』で監督賞とアカデミー賞で4度ノミネート歴がある。ほかの作品には『デューン/砂の惑星』『ワイルド・アット・ハート』『ロスト・ハイウェイ』など。
『デューン/砂の惑星』『ブルーベルベット』「ツイン・ピークス」シリーズとデヴィッド・リンチ監督作の常連だったカイル・マクラクランは、「私自身でさえ気づいていなかった何かを、私の中に見出してくれた人。
私のすべてのキャリア、人生は本当に彼のおかげだ」とインスタグラムでデヴィッド・リンチ監督を追悼した。
『マルホランド・ドライブ』で数多くの賞を受賞し、長い下積み時代に終止符を打ったナオミ・ワッツも、起用してくれたデヴィッド・リンチ監督に感謝を述べている。「本当に悲しい。私のバディのデイヴが…彼のいない世界は違うものになる」