尾野真千子&藤原季節W主演、温かな料理で再生していく「まぐだら屋のマリア」ドラマ化
尾野真千子、藤原季節のW主演で“命のかけがえなさ”を丁寧に描く特集ドラマ「まぐだら屋のマリア」が3月29日(土)に放送。主演の2人と原作の原田マハからコメントが到着した。
全てを失い、人生の終わりの地を求めて彷徨う料理人・及川紫紋が辿り着いたのは、首に傷を持つ謎めいた女性・有馬りあが働く、崖の上に佇む小さな食堂「まぐだら屋」だった――。
物語の舞台は、“尽果”(つきはて)という、空と海と雪が降り積もった道以外なにもない架空の町。
“尽果”にはなぜか命の消えかけた者が辿り着く。死のうとしているのか、生きようとしているのか…。自らを追い詰め自死を覚悟した男・紫紋もその1人。しかし彼は、「まぐだら屋」で働くりあ(通称・マリア)と彼女の作る料理との出会いで「無償の愛」に救われ「生き直す勇気」を得ていく。
このドラマでは原田マハ氏が原作で描いている、罪を負った者たちの「業と贖罪と再生」をベースに、「命の重さ」を描く。ひとつの命の火が消える、ということを重く捉え、「命のかけがえなさ」という、当たり前だけど現代において忘れられがちな大切なことを丁寧に紡ぐヒューマンストーリーをお届けする。
【主演・有馬りあ(マリア)