尾野真千子&藤原季節W主演、温かな料理で再生していく「まぐだら屋のマリア」ドラマ化
僕の郷里でもある北海道の雪景色の中で、この喪失と再生の美しい物語を歩けることを大変嬉しく光栄に思います。大好きな俳優さんである尾野真千子さんとお芝居をさせていただけること、素晴らしいスタッフキャストの方々に囲まれて紫紋を演じられること、まるで自分の人生に起きるはずのなかった奇跡を生きているようです。プレッシャーもありますが、身の丈に合ったといいますか、立派でない僕自身が持つ等身大の魂で、この物語の銀世界に溶け込みたいと思います。
【原作・原田マハコメント】
「まぐだら屋のマリア」は、傷つき、迷いながらも温かな手料理によって再生していく人々の物語です。どんな人生にも救われる瞬間がある――マリア役の尾野真千子さんと、紫紋役の藤原季節さんが、演技を通して奇跡の瞬間を届けてくださることに期待しています。
【あらすじ】
後悔と自暴自棄な気持ちを抱えて人生の終わりの地を求めて彷徨っている及川紫紋。彼が辿り着いたのは“尽果”という地の崖っぷちに佇む小さな食堂「まぐだら屋」。店主の女性・有馬りあ(通称マリア)に出された温かい定食を食べた紫紋は、あまりの美味しさに、気づくとご飯をおかわりしていた…。