瀧内公美「脚本が本当に面白かった」 映画『敵』長塚京三&河合優実らが出演を決めた理由とは?
『桐島、部活やめるってよ』『騙し絵の牙』の監督・吉田大八が筒井康隆の同名小説を映画化した『敵』から、主演の長塚京三、共演の瀧内公美、河合優実、黒沢あすかが、撮影をふり返り、本作への出演を決めた理由、そしてそれぞれの役作りについて語った。
実は、30代の頃にCM撮影にて吉田監督との仕事の経験がある長塚以外は、全員が吉田監督作品への参加は初。
長塚も映画では初のタッグとなるが、最初に吉田監督に会い、監督自ら手掛けた脚本を読んだ印象を「面白いだろうなと思いましたね」とふり返る。
長塚演じる主人公・儀助の妻、信子を演じた黒沢も、脚本と原作を読み、その面白さに「絶対出たい!」と思ったという。

ただ、最初に吉田監督と会った時点では、まだ出演が決まっていなかったという。それでも「とにかく悔いなく監督とお話できたから、私はもうどうなってもいいですと言ってその日はお別れしましたが、その後(出演の)お話をいただきました」と出演までの経緯と、熱い思いを明かした。
儀助の教え子である鷹司靖子を演じた瀧内は、本作への参加について「決め手は京三さん、(吉田)大八さん、そして脚本。この3つですね」と話し、「大八さんの作品に出ることは、役者として夢でした」