ショーン・ペンら『セプテンバー5』キャスト&スタッフが舞台裏語る特別映像
ミュンヘン事件を描いた話題作『セプテンバー5』より特別映像「舞台裏編」が解禁された。
1972年のミュンヘンオリンピックで起きたパレスチナ武装組織「黒い九月」によるイスラエル選手団の人質事件を、TVクルーの視点から描いた本作。

この度解禁された映像では、歴史的悲劇を新たな視点で描く本作の舞台裏が明かされている。
本作のプロデューサーを務めたのは、「脚本を読んですぐにやると決めた」と脚本に惚れ込んだショーン・ペン。キャストのピーター・サースガードもまた「見事な脚本で、物語の伝え方を熟考してある」と、ティム・フェールバウム監督自身が執筆した緻密な脚本を絶賛。

主人公を演じたジョン・マガロは、「このテロ事件を報道したのが(テレビのニュース報道局ではなく)スポーツ中継班だとは知らなかった」とふり返る。プロデューサーのジョン・イラ・パーマーは、ほかにもこの事件をテーマにした映画はあるが、本作は「一線を画している」と自負。
監督とともに脚本を書き上げたモリツ・バインダーは「1972年の事件を新しい視点で届ける。現代に生きる人にこそ見てほしい」と熱く語り、本作ではプロデューサーに徹したショーン・ペンも「最高の美術チームが作り上げたセットが、俳優の魅力を引き上げると証明した」