東映アニメーション初アカデミー賞ノミネート『あめだま』監督「今とても感動しています」
東映アニメーション作品として初めてアカデミー賞にノミネートされた短編アニメーション映画『あめだま』(英題:Magic Candies)から、西尾大介監督、鷲尾天プロデューサーより喜びのコメントが到着した。
この度、第97回アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた本作の原作は、“児童文学界のノーベル賞”とも称されるアストリッド・リンドグレーン賞を受賞した韓国を代表する絵本作家ペク・ヒナ氏の名作「あめだま」(英題:Magic Candies)。

ペク・ヒナ氏
コミュニケーションをとるのが苦手な少年・ドンドンが不思議なあめだまを通じて心の声が聞けるようになり、初めて他人の心を理解し、自身の気持ちを伝えることができるようになる過程を描いた短編作品。

本作は、同氏の「あめだま」、そして「ぼくは犬や」(韓国・Storybowl社刊、日本・ブロンズ新社刊)2作品を原作に、フルCGアニメーションとして映画化、子どもだけでなく大人にも深い共感を呼ぶ作品となっている。
これまで、日本映画の短編アニメーション部門のノミネートは、2002年山村浩二監督・短編『頭山』、2008年加藤久仁生監督・短編『つみきのいえ』(日本映画として初めて受賞)