スピルバーグ×イーストウッド再び! 『ヒア アフター』での巨匠コラボの経緯とは?
(Photo:cinemacafe.net)
昨年10月に全米で公開され、批評家から絶賛の声が上がっているヒューマンドラマ『ヒア アフター』。製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ、監督にクリント・イーストウッドというハリウッドを代表する巨匠2人による本作の予告編が到着すると共に、2人のタッグの経緯が明らかに!
津波で一度死にかけ、呼吸停止中に“見た”不思議な光景が心を離れない女性ジャーナリスト、かつて霊能力者として活躍したものの、死者との対話に疲れ、いまは工場で働く男、双子の兄を事故で亡くし、もう一度彼と話がしたいと霊能者を訪ね歩く弟。3人の人生が少しずつ交錯し、それぞれ“死”というものに直面した彼らが、生きることの喜びを見つけるまでを描き出す。
この物語を書き上げたのは、『クィーン』、『フロスト×ニクソン』でアカデミー賞にノミネートされたピーター・モーガン。製作総指揮に名乗り出たスピルバーグは脚本を読んで、「このストーリーは誰が監督すべきか、はっきりしている。イーストウッドだ」とすぐに決断したという。イーストウッドはそのときの様子をこうふり返る。「あるとき、スティーヴン・スピルバーグから電話がかかってきたんだ。