ティモシー・シャラメが2回目の来日、主演作『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は「全身全霊でつくった作品」
ティモシー・シャラメが2月8日(土)、都内で行われた主演作『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』来日イベントに出席した。若き日のボブ・ディランを、歌唱や楽器演奏も含め見事に演じた本作。PR来日は『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』以来、1年半ぶり2回目だ。
60年代初頭、後世に大きな影響を与えたN.Y.の音楽シーンを舞台に、ミネソタ出身の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子が描かれる。

本年度の賞レース戦線を賑わし続け、第97回アカデミー賞ノミネート発表において、最高賞となる作品賞をはじめ、8部門にノミネート。ティモシー・シャラメも主演男優賞候補になっている。
会場には幸運なファン約250人が集結。気さくにツーショット撮影やサインに応じて「ウォンカのプレミアに来てくれた人にも再会できた。大切な時間を使って、会いに来てくれてありがとう」と日本のファンに感謝を伝えていた。
製作期間中にコロナ禍が訪れたことで、実に5年にも及ぶ時間をボブ・ディランに没入するための準備期間にあてたティモシー・シャラメ。