チャン・ドンユン、多彩な作品選びから短編監督まで!その魅力に迫る
韓国で大ヒットしたバイオレンスアクション映画『オオカミ狩り』の制作会社が贈る『デビルズ・ゲーム』の公開を記念し、初の悪役に挑んだ若手俳優チャン・ドンユンに注目。さらに本作でチャン・ドンユンが演じたジニョクの新場面写真も解禁となった。
甘いマスクで世間を魅了する、俳優チャン・ドンユン。実は芸能界デビューとなる経緯がかなり異例。
2015年、漢陽大学に通う学生時代に、コンビニ強盗に遭遇し警察に通報。その後駆けつけた警察に協力し、犯人逮捕に貢献。冷静な対応と犯人逮捕に貢献した功績で警察から表彰されると、「コンビニ強盗を捕まえたイケメン大学生」とニュースで話題に。それを機に事務所からスカウトされ、芸能界入りを果たした。
当時はすでにインターンに合格していた状況だったが、「このような機会が訪れる確率はこの先高くないと思い、挑戦してみようと思った」と語っている。
2016年にウェブドラマで俳優デビュー、デビュー4か月にして同年に放送された日本のミステリー作家・宮部みゆきの同名ベストセラーを原作とする「ソロモンの偽証」韓国版ドラマの主演に抜擢され、俳優としての芽を開花させた。
■ドラマ「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」でブレイク
その後も映画・ドラマに出演し、着実に俳優として認められ、さらに人気に火をつけたのが、2019年に放送された「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」。本作では時代劇の主演に初挑戦した。
チャン・ドンユンは、ある刺客を追って女性だけが住む村に女装して潜入することになった若者ノクドゥを演じ、殺陣などのアクションをこなしヒロインを守り戦う姿に視聴者もすぐさま夢中になった。
結果、ヒロインを演じた“時代劇の女神”キム・ソヒョンと2019 KBS演技大賞ベストカップル賞を受賞。同賞で、チャン・ドンユンは男性優秀賞を受賞し人気と実力を証明した。
俳優業だけでなく、2023年には自身を主演に『私の耳になって』(原題)でメガホンをとり監督としてもデビュー。
製作までの経緯には、散歩をしていたら「偶然ある家族に会ったが、父親と2人の子供は聴者で母親だけが聴覚障がい者だった。家族の調和した姿が本当に美しくて感動した。その後、聴覚障がい者の人生を描き出したくてシナリオを企画した」と語っており、演出を手掛けながら自身で聴覚障がい者の役を演じた。その21分の短編作品は、その演技力と演出力に賞賛の声が上がった。
■「斬新な設定と衝撃的なドンデン返し」が出演の決め手
そしてデビュー後すぐにテレビ・映画界から注目された俳優チャン・ドンユンが、『デビルズ・ゲーム』で本格的な悪役に初挑戦したことでさらなる注目を浴びた。『オオカミ狩り』では謎めいた寡黙な犯罪者イ・ドイルを演じたが、本作『デビルズ・ゲーム』では無差別に殺人を行うサイコパス殺人鬼集団のリーダー的な存在ジニョクという、これまでとは正反対の役柄を演じる。
今回はさらに殺人鬼ジニョクを追う刑事ジェファンと追撃戦ののち、入れ替わってしまうという難しい役どころとなった。チャン・ドンユンは「出演の決め手となったのは、斬新な設定と衝撃的なドンデン返しの要素」と語るほど挑戦的なシナリオに惚れ込んだようだ。
今回はこれまでの爽やかイメージを脱ぎ捨て、ボザボサなパーマヘアとポップでワイルドなファッションで、残酷で狂気じみたシリアルキラーへと見事に変貌している。
『デビルズ・ゲーム』は3月7日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)
■関連作品:
デビルズ・ゲーム 2025年3⽉7⽇より全国にて公開
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