ペットを飼いたくなる!? 『犬とあなたの物語』で検証、“犬”と“人”の関係
(Photo:cinemacafe.net)
時代ごとに様々な犬種のブームが去っては消え、近年ではペットの増加に伴うサービスや事業も充実してきたが、その一方で、諸事情により犬を飼えなくなる人も続出し、殺処分というケースも多い現代のペット事情。本作の劇中でも、犬を飼うことの喜びと同時に、それに伴う別れと哀しみが描かれている。試写会では、犬を飼ったことがある人と無い人、それぞれ半数ずつに分かれたが、「映画を観てペットを飼いたくなった、または恋しくなったか?」との質問に対して、共に9割以上が「はい」と回答!必然的な哀しみを超える喜びや、犬から得られる癒しという点が共感を得られたようだ。
エピソード別に見ると、最も多くの共感を集めたのは、病魔と闘う主人公・一郎(大森南朋)と、彼に寄り添い支えるラブラドールレトリバー、ラッキーの絆を描いた「犬の名前」。犬を飼ったことが「ある」と答えた人からは、「仕事が忙しくて週末以外は家族任せですが、いまできることをいっぱいしてあげたいと思った」(30歳・会社員)、「人と人の繋がりよりも純粋に心と心が通じ合ってると感じた」(35歳・会社員)という感動の声が。飼ったことが「ない」という人からも、「感動して、犬を飼いたくなった」(18歳・学生)、「犬を飼ったことがないのにこんなに心に染みるなら、犬を飼っている人はどんな思いなんだろうと感じた」(26歳・会社員)、「犬は自分を忘れないという、犬の気持ちがストレートに伝わってきて、心が苦しくて切なくなった。
犬のまっすぐな気持ちが伝わってきた」(35歳・主婦)という共感の声が集まった。
次に共感が高かったのは、ペットを失った哀しみを克服していくヒロイン(北乃きい)を描いた「バニラのかけら」。こちらは特に、ペット(犬)経験者の回答が目立ったが、「あの悲しみは私にもあったので思い出すと涙が出ちゃうけど、楽しかったことも一緒に思い出した」(25歳・会社員)、「同じ経験をしたことがあり『忘れなくていいんだ』という言葉に救われた」(42歳・会社員)、「やがて来る別れを想定しながら観てしまった。号泣!」(43歳・会社員)という声が続出。ペットを飼った経験のない人からも「バニラ(劇中の犬)を人間と置き換えてしまい、一番泣けた」(30歳・会社員)という声も。
最後に、犬を含む「“ペット”とはどんな存在なのか?」という質問をしたところ、半数近くの人から「家族」または「家族以上の存在」という回答が返ってきた。さらに、「一緒に過ごしてきたときを分かりあえる存在」、「何も言わないけど気持ちを分かってくれる存在」と、人同士とは異なる、それ以上の絆の深さを感じさせるコメントも。
先述のエピソード以外にも、犬のかわいさに翻弄されっぱなしの人たちを描いた、笑いにあふれた物語も充実。
犬を飼ったことがある人はもちろん、飼ったことがない、もしくは犬嫌いな人も本作を観れば心動かされるかも?『犬とあなたの物語いぬのえいが』は1月22日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。
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■関連作品:
犬とあなたの物語 いぬのえいが 2011年1月22日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
©2010「犬とあなたの物語」製作委員会
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