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日曜劇場「御上先生」第7話 松坂桃李“御上”の気遣いに「さすがすぎる」「号泣回」の声

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日曜劇場「御上先生」第7話 松坂桃李“御上”の気遣いに「さすがすぎる」「号泣回」の声


松坂桃李が主演を務める日曜劇場「御上先生」第7話が3月2日に放送された。御上の是枝や生徒に対する気遣いに「さすがすぎる」「号泣回」といった声が上がっている。

本作は、子どもが生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という、一見、別次元にあるこの2つを中心に描く。未来を夢見る子どもたちが大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に1人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリー。

松坂桃李演じる東大卒のエリート・御上孝は、とある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になったが、現実はほど遠いものだと気づく。制度を作っている側にいても変えられない、ならば現場から声をあげ、制度の内部からぶっ壊せばいい、と自ら教壇に立つ。制度を作る側である官僚と、制度に苦しめられる側である教師の両方を兼ねる官僚教師が高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。

御上が赴任する隣徳学院の理事長・古代真秀を北村一輝、3年2組の副担任・是枝文香を吉岡里帆、3年の学年主任・溝端完を迫田孝也、保健室で生徒や教師たちの心のケアを行う養護教諭・一色真由美を臼田あさ美がそれぞれ演じる。
そして、御上の上司で、文科省初等中等教育局局長・塚田幸村役に及川光博、文科省の同期・槙野恭介役に岡田将生、文科省の後輩・津吹隼人役に櫻井海音が出演するほか、常盤貴子、林泰文、堀田真由、高橋恭平ら豪華キャストが出演。さらに、生徒役を演じる奥平大兼、蒔田彩珠、窪塚愛流、吉柳咲良、夏生大湖ら若手俳優にも注目が集まっている。


※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

日曜劇場「御上先生」第7話 松坂桃李“御上”の気遣いに「さすがすぎる」「号泣回」の声

椎葉(吉柳)ついての連絡を受けた御上(松坂)と是枝(吉岡)は、椎葉を引き取るためドラッグストアに向かう。ドラッグストア側は警察への届けは出さず、椎葉から事情を聞いた御上が代金を払う形で解決したものの、椎葉がおこなっていたアルバイトの中に悪質なものがあることなどから学校は椎葉に対して退学処分をくだす。担任を通さずに処分を決めたことに対し御上が抗議をする中、ヤマトタケルから3通目のFAXが届き、そこには「ナゾは解けた?」の文字と溝端(迫田)が塚田(及川)や中岡(林)と会食した際の写真が貼られていた。一方、椎葉に退学処分がくだされたことを知った生徒らは、御上にこのままにしておくのはありえないと訴える。
御上は「3/7」「7/7」の数字を書き、何の数字かを生徒に問う。そして、絶対的貧困や相対的貧困、格差社会について話していると椎葉が教室に姿を現す。話したいことがあるかと御上に聞かれた椎葉は、ゆっくりと前に出て「大切なときにこんなことで時間をもらってしまってすみません。少し話をさせてください」と頭を下げ、幼稚園の頃に両親を亡くし祖父母と暮らしていたが、祖父が認知症になったことを話し始める…というのが第7話のストーリー。

椎葉は、クラスメイトに退学処分のきっかけは万引きだったことや、決定的となった理由が詐欺罪で告発される可能性のあるアルバイトだったこと、そして、生理用品を万引きするに至った事情を話し始める。祖父が営む和菓子屋では赤飯を売っていたこと、近所の人が赤飯で初潮を祝うことから大切だと信じることができたものが、辛いだけになってしまったことを打ち明けた。生理が来ることで生きていることを思い知らされるなか、自分が血を流しているのに誰も気づいてくれなかったことが苦しかったこと、自分のことを見つけてほしかったんだと気付いたことを話し、聞いてくれてありがとうと頭を下げた。

そんな椎葉の話を聞いたクラスメイトは、学校へ抗議をするため動き出す。
椎葉とクラスメイトの姿にSNSには「凄いメタ認知能力」「涙止まらない」「みんないい子すぎる」「号泣回」といった声が上がった。さらに、一連の流れについて椎葉や是枝のことを考えたうえで御上が富永に根回しをしていたことも明かされ、SNSでは「御上先生、さすがすぎる」「すげー!!全部先回りで読んでた」「根回し凄いなオカミ」といった声も…。

数日後、学園中から署名を集めた生徒達は理事長に署名を提出し、入学後に家庭の事情が変わった生徒に対する救済システムの構築を訴える。結果、椎葉の退学処分は撤回され、理事長は救済システムの導入についても約束をした。椎葉の件は解決に至ったものの、ラストには御上のクラスの成績が下がっていることについて、塚田が理事長に電話をかける姿が映し出される。塚田が理事長に対し「誰を残し誰を味方にするか、見極めるときがきてますよね」と告げる姿にSNSでは「悪すぎる」「タヌキとキツネの化かしあい」という声が上がった。また、御上が一色に「これを使って仕掛けてみようかと思ってます」と、過去に週刊誌の記者に見せられた告発の紙を見せるシーンで第7話が幕を閉じ「いよいよ攻めにチェンジ」「次回でかなり動き出しそう」と次週の展開に期待する声が上がっている。【第8話あらすじ】

御上(松坂桃李)に対して文科省への帰還命令が下される。
3年2組の成績が落ちてきたことで、保護者たちが問題視していると言うのだ。生徒たちは反発し、御上を救う方法を考え始める。そんな中、悠子(常盤貴子)の事件を調べていた神崎(奥平大兼)と次元(窪塚愛流)は、ある人物にたどりつく。そして、神崎の記事など学校の機密をリークしていた人物が明るみになり、御上と是枝は、攻撃を仕掛ける。御上と生徒たちによる、権力をぶち壊すための最終決戦が幕をあける。


「御上先生」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。

(シネマカフェ編集部)

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