くらし情報『S・コッポラ『SOMEWHERE』携え来日「子どもが生まれて優先順位が変わった」』

2011年1月19日 21:26

S・コッポラ『SOMEWHERE』携え来日「子どもが生まれて優先順位が変わった」

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)

ソフィア・コッポラ監督が第67回ヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞した最新作『SOMEWHERE』を引っさげ、映画のプロモーションとしては7年ぶりの来日を果たし、1月19日(水)、主演のスティーヴン・ドーフと共に記者会見を行った。

ハリウッドにある伝説的なホテル、シャトー・マーモントで奔放なセレブ生活を送る俳優ジョニー・マルコ(ドーフ)は、前妻との間にできた11歳の娘・クレオ(エル・ファニング)と再会。 共に過ごす時間を通して、マルコはふわふわと漂うような自分の現状を見つめ直し始めるが…。著名人を父に持つ境遇や、出産経験などソフィアのパーソナルな側面が押し出された新境地とも言える一作となった。

長編デビュー作『ヴァージン・スーサイド』から前作『マリー・アントワネット』に至るまで、これまで「ガーリーな作品が多かった」(ソフィア談)が、本作では居場所が定まらないセレブ男性の視点から、現代人が忘れかけた愛情や人生の真価、そしてシンプルな父娘の絆を描かれる。ビジュアル×サウンドが織り成すソフィアならではの世界観も健在だが、これまで以上に“暖かみ”が際立った仕上がりだ。

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