大森南朋×松嶋菜々子インタビュー 思わずふたりがキュンとした犬の仕草は…?
(Photo:cinemacafe.net)
喜びをともにし、時に救いをも与えてくれるペットたち。人間よりもずっと短い寿命を生きる中でかけがえのない存在として、私たちの人生に灯りをともし、大切な何かを残してくれる。映画『犬とあなたの物語 いぬのえいが』は文字通り、犬と飼い主たちのひとときを切り取った作品。大森南朋と松嶋菜々子は新たなマンションに越してきて、犬を飼い始める夫婦を演じている。初共演となったふたりが、どのように“夫婦”という関係を築いていったのか?悲しい運命に立ち向かうふたりの姿に何を感じたのか?そして大森さん、松嶋さんと犬のカンケイは…?
「“あまりにも自然にいる”というのが僕が想像した夫婦」(大森さん)
ふたりが演じたのは、翻訳家の一郎と妻の美里。一郎は子供の頃の辛い出来事をきっかけに犬は飼わないと決めていたのだが、美里の強引な決定でラブラドールレトリバーのラッキーを引き取ることに。少しずつラッキーとの距離を縮めていく一郎だったが、そんな彼を病魔が襲う。病との闘いの中で少しずつ変化していく夫婦の関係――。
まずはふたりに、この夫婦の距離感、関係性をどのように作り上げていったのかを尋ねた。