ニコール・キッドマンと魅惑的な化学反応『ベイビーガール』ハリス・ディキンソンに注目
ニコール・キッドマンが第81回ヴェネチア国際映画祭の最優秀女優賞を受賞、「TIME」誌が選ぶ2024年映画No.1を獲得するなど注目を集める映画『ベイビーガール』。この度、ニコール・キッドマン演じるCEOの知られざる欲望を引き出し翻弄する、インターンのサミュエル役ハリス・ディキンソンの場面写真を独占入手した。
映画界の最前線を駆け抜けるスタジオA24とアカデミー賞俳優が組んだ本作。愛する夫と子ども、キャリアと名声――全てを手にしたCEOが、年下のインターンによって秘めた欲望をかぎ分けられ、力関係が逆転、深みにはまっていく。
全てを兼ね備えながらもどこか満たされない渇きを抱える、ニコール・キッドマン演じるCEO・ロミー。そんな彼女が通勤途中に、飼い主の手を離れた犬に襲いかかられそうになったところを助けるという劇的な出会いを果たす、彼女の会社のインターン・サミュエルを演じるのは、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールに輝いた『逆転のトライアングル』(22)で脚光を浴びたハリス・ディキンソン。
彼の出演作『ブルックリンの片隅で』(17)や『逆転のトライアングル』を観て、その才能に惹かれたというハリナ・ライン監督は、「ハリスは、あるショットでは12歳の小さな男の子のようで、次のショットではまるで自信たっぷりの45歳の男性のように、サミュエルの持つ二面性を瞬時に表現してみせます。即興のように見えるけれど、即興でできるようなことではありません」と評価。
加えて、「ハリスがニコールより背が高かったことも良かった。彼女をフィジカルで制することができる人を探していたから」とキャスティングの裏側を明かしている。
また、ハリス・ディキンソンとニコール・キッドマンがオンライン上で初めて対面したとき、このふたりならキャラクター同士のシーソーゲームを完璧に展開することができると監督は確信したそうだが、「怖気づいていなかったと言ったら嘘になります。彼女は俳優として類まれな才能を持っていて、セットでは強い影響力とプロらしさを発揮していました」と、当のハリス・ディキンソンは大先輩にあたるニコール・キッドマンを前に緊張していたと正直な胸の内を語る。しかし、「すぐにふたりでいることが心地よくなりました。実際それは僕らのキャラクターにとって必要なことだったんです。僕自身も彼女がいることでくつろげたんです。彼女がそうさせてくれました」と、ニコール・キッドマンのおかげですぐに打ち解けることができたと現場をふり返った。
一方、共演したニコール・キッドマンは、「ハリスははじめ演技に自信がないと話をしていたけど、そんなことは撮影中一度も感じなかった。彼は素晴らしい俳優です、この作品を他の人とやるなんて想像もできません。彼はものすごいスターになると思います」と最上級の賛辞を贈る。
ニコール・キッドマンが本作で俳優人生のベストを塗り替えた裏には、間違いなく本編同様、彼女を圧倒したハリス・ディキンソンの存在があったといえるだろう。
今回解禁された場面写真はいずれも、サミュエルがときに儚げに、ときに獣のように挑発的な目でロミーを見つめる3点。
サミュエルは、瞬時に相手の心のうちを見抜き、まるで犬を手懐けるかのようにロミーを懐柔する。それは一見すると彼女を意のままに服従させているように見えるかもしれない。
しかしハリナ・ライン監督は、サミュエルという役どころについて、「サミュエルは、支配しようとしますが支配者ではありません。
彼の中には不安もあり、何かを発見しようとしているところなのです。そして、彼にはキャラクターのバックボーンがありません。私にとってそれはとても大事なことでした。女性客は彼に自分が見たいものを見るのです。彼はまるでフェアリーテイルのように、女性たちのファンタジーを体現していると言っていいでしょう」と語る。
完全無欠のCEOも、恐ろしいほどに動物的嗅覚をもつサミュエルの前では身も心も裸になる。ニコール・キッドマンとハリス・ディキンソンによる魅惑的な化学反応によってますます加速していく、ふたりの危険なパワーゲームに期待が高まる。
『ベイビーガール』は3月28日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)
■関連作品:
ベイビーガール 2025年3月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開
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