『ミッキー17』にロバート・パティンソンを選んだポン・ジュノ監督、決め手になった3作品とは
稀代の映像作家ポン・ジュノが贈るアカデミー賞受賞後初となる最新作にして集大成『ミッキー17』。本作の主演にロバート・パティンソンを選んだ理由、起用の決め手となった3つの出演作についてポン・ジュノ監督が明かした。
半地下を超えた《どん底》の使い捨てワーカー“ミッキー”の、権力者たちへの逆襲エンターテインメントといえる本作。
全世界に先駆けて公開された韓国では公開4日間で観客動員数が100万人を突破、3月7日からは全米でも公開され、オープニング1位を記録。全米及び世界各国でのオープニングを合わせて、早くも世界興行収入が4,500万ドルを突破する快進撃を続けている(Box Office Mojo調べ)。
■「彼はまったく別次元の俳優の俳優になった」
今回、ポン・ジュノ監督が主人公ミッキーにロバート・パティンソンを起用した理由を明かす貴重なコメントが到着。マイルドな17号と辛辣な18号、2人のミッキーを演じられるのは彼しかいなかったことを語っている。

ポン・ジュノ監督はロバート・パティンソンという俳優に注目し続けてきたと語り始める。「彼は『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2004)