エイドリアン・グレニアー×堀内葉子インタビュー セレブがパパラッチを撮った!
(Photo:cinemacafe.net)
セレブリティとパパラッチ。この切っても切り離せない敵対関係に、あえて興味を持ったひとりのセレブがいる。映画監督で、『プラダを着た悪魔』の恋人役、また人気TVドラマ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」主演でも知られる俳優、エイドリアン・グレニアー。日々パパラッチに追われる身でありながら、パパラッチのリアルを撮ったドキュメンタリー『ティーンエイジ・パパラッチ』を引っさげ初来日を果たしたエイドリアンにモデル・堀内葉子がインタビューした。
パパラッチはモンスター
堀内:本作を撮ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?(映画の主人公)13歳のパパラッチ少年のオースティンくんと出会ってすぐに映画を撮ろうと思われたのですか?
エイドリアン:幸運なことにいろいろなことが重なったのが撮影のきっかけなんだ。オースティンとの出会いはもちろんだけど、メディアと社会、特にメディアが若者にどういう影響を与えているのかを書いた本を読んだばかりで、興味がある題材だった。ちょうど映画を作りたいという気持ちもあって、この映画に繋がったわけなんだ。
堀内:この映画を撮ったことにより、ご自身や周囲に変化はありましたか?
エイドリアン:僕は大学に進学してないから、こうやって撮影を通じて、自分の興味のある題材を研究することが出来て、本当にたくさんのことを学んだ。