劇場版『忍たま』にパパ芸人のロンブー亮&次課長・河本出演「子どもも喜んでいる」
(Photo:cinemacafe.net)
忍術学園で学ぶ忍者のたまごたち“忍たま”が毎回、さまざまな試練を乗り越える同シリーズは、1話10分間という短い時間ながら、現在ではNHK史上最長の長寿アニメとして、子どもから大人まで幅広い支持を得ている。待望の劇場版は、主人公である乱太郎、きり丸、しんべヱの仲良し3人組が、ひょんなことから戦地で行方不明になった一年生を救いに行くというストーリー。田村さんは、村の長老である手潟潔斎(てがたけっさい)役で声優に初挑戦し、河本さんは物語の舞台となるオーマガトキ城の城主で、あまり人望がない大間賀時曲時(おおまがときまがとき)を演じる。共にパパ芸人として活躍中で、今回の起用に「子どもが喜んでいる」と良きパパぶりを披露した。
田村さんは長老役ということで、「結構、歳いってますよね。どんな声なんですかね…」と少々不安そう。
アフレコに立ち会った藤森雅也監督からは、「ゆっくりゆっくりしゃべってもらえば」と指示があったが、キャラクターの口の動きとタイミングが合わずに悪戦苦闘。「子どもと一緒に観ている『忍たま』に出ることができて嬉しい。迷惑をかけたんじゃないかと心配ですけど」と何とか初挑戦をやり遂げた。
河本さんは「台詞やお芝居も、普段のリアクションとさほど変わらないのでやりやすいですね」と余裕の構え。田村さんへのアドバイスを求められると、「アドバイスも何も、初めての声優で老人役って(苦笑)。世間のイメージなんですかね。とにかく40年後の自分を想像してもらうしか…」。ちなみに河本さん演じる大間賀時曲時は、丸顔が特徴でどこかしら河本さん似?「でも、すい炎になる前の僕ですね。
いまはやせてしまって」と昨年患った病気を自らネタに笑いを誘った。今年の夏には、加藤清史郎主演で実写版も公開。「他の配役は決まってるんですか?えっ、もう撮り終わってる!?」とがっくり肩を落とす河本さんだった。
『劇場版アニメ忍たま乱太郎忍術学園全員出動!の段』は3月12日(土)より全国にて公開。
■関連作品:
劇場版アニメ忍たま乱太郎忍術学園全員出動!の段 2011年3月12日より全国にて公開
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